« 2005年1月 | トップページ | 2005年3月 »

コーヒーとマテ茶。

mate
朝おきるとまず飲むのがコーヒー。日本茶や紅茶も良いが、やはり一等賞はコーヒー。昔、喫茶店でアルバイトをしていた頃などは、一日に7~8杯は飲んでいた。店ではサイフォン、家ではドリップ、面倒だとメーカー・・・それぞれ微妙に味が違うがどれも美味しい。ブエノスのカフェに入るとエスプレッソで、たっぷりと飲みたい私はいつもカフェ・ドブレ(通常の倍の量)を注文していた。この味が忘れられず帰国後エスプレッソのメーカーを買って飲んでみたが、豆も雰囲気も周りの匂いも違うので、やはり同じようには行かない。それにもう一つ付け加えるならば“時間の過ごし方”が違う様に思う。コーヒーを飲むときは「さあ!お茶でも飲もうか」と用事の合間の一服であったり、食事の後の一杯だったり、オシャベリしながらだったり、様々な場面はたぶん同じだけど、ブエノスではお茶を飲むときも、ご飯を食べる時も、そのひと時をみんなとても楽しんでいる。周りの空気を感じ、音に耳を傾け、不思議と時間がゆっくり流れているような感じがする。なぜだろう・・・?そういうところがまた大好きなわけだが、日本にいるとなぜかいつも時間を気にしてしまっているのだろう。そろそろOOしなきゃ・・・っていう具合に・・・。
ところでもう一つ、コーヒーに加えてお気に入りなのがマテ茶(最近ブームらしい)。私は紅茶のようにティーバッグになっていて、味も飲みやすくしてある『マテ・コシード』をいつも飲んでいる。いわゆる“お茶っぱ”のジェルバ・マテも買ってきたが(安いと一袋およそ1ペソ(約40円弱))、いまだ一度も上手く飲めたことがない。専用のマテ壺やボンビージャ(専用の金属製のストロー)もあるし、飲み方も教えてもらったし、ネットでも調べたのだが、エスタンシア(牧場)で回し飲みで飲ませてもらった時みたいに上手く飲めないのだ。口の中に葉っぱが入ってきたり、熱くて飲めなかったり、葉やお湯の加減がよくなかったりと、どうも塩梅がうまくいかない。ここは百聞は一見にしかずで目の前で一度誰かに最初から作ってもらわなきゃわからないみたい(まったく頭が悪い!)。なんと言ってもこのマテ茶、ガウチョ(牧童)たちが、毎日肉しか食べなくてもこれさえ飲んでいれば病気にならないというほどの栄養を持ち合わせた優れもの!昨今なかなか野菜を取れない私にとって(単に料理が下手なだけ)この飲む野菜は手離せない。次回訪亜の際(いつになるやら)には“本場マテ茶の飲み方”を伝授されてこなきゃ!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

紳士考。Gentleman考。

アルゼンチンにいると自分がお姫さまか何かになったような気分にさせられる時がある。レディーファーストといえばいいか、女性の扱いが上手いといえばいいのか、男性は女性を大事にしてくれる(時にはその限りではないかもしれないけど・・・)。エレベーターに乗り込む時は「お先にどうぞ!」。車に乗るときは、ドアをあけてくれて閉めてくれる。フレド(アイスクリーム屋さん)やスタバのようなコーヒー店に入って、注文しようとカウンターに立っていると「注文をして席まで持っていくのは男の役目だよ」と席で待っていてくれと言う。スーパーに買い物に行ってもカートを押し、買い物した買い物袋を持つのは男性のようだ。
一昨年の暮れせっかくブエノスに来たのでということで、センスの良いボルテーニャ(ブエノスアイレスっ子の女の子)たちに付き合ってもらってショッピングモールで洋服を十数点買った。彼女たちは「esta si? esta no?」と次から次へと、フィッティングルームにいる私に洋服を持ってきては聞く。私は着せ替え人形のようにあっちを着たり、こっちを着たりしながら・・・・そしてその間、一緒に行ったボルテーニョ(ブエノスアイレスっ子の男の子)は店の外でひたすら待ってる。さらに、買い物を終え紙袋をたくさん手にしたわたしが店を出ると、彼らがそれらをぜ~~んぶ持ってくれると言う。「あんなに長い時間待たせた上に、こんなにたくさんの荷物(しかも私の)を持たせるなんて~」と言ったら、「これがアルゼンチンの男性の宿命なのだよ!」との返事。結果私は何も持たずボルテーニャたちと“カラ手”で次の店へ歩いていった。(後ろから荷物をいっぱい抱えた男の子達をしたがえて・・・)
また友人から聞いたエピソードをひとつ。ブエノスアイレス市内のサンタ・フェ大通り。そこは道幅も広いが歩道も広く、大手を振って歩けるような道だそうだ。ある時その“歩道”を歩いていると、向こう側から年配のご婦人が歩いてきた。お互いに行き交おうしたその時、友人は《彼女の右側を行こうか左側を行こうかと迷って建物側を通り過ぎた》そうだ。すれ違ったその瞬間オバアサンがなにかブツブツ言ったので、友人はぶつかったか何か失礼したのかと思って「何か失礼しましたか?」と振り返って聞いたところ、そのオバアサン「あんたは、女性の私に車道側を歩かせ、自分は男のくせに建物側を通っていった。」と言って怒ってるというのだ。もちろん歩道の上の“車道側と建物側”の話し。友人は「はっ?」とその言葉にあきれ返り、逆にすてゼリフを吐いたとか・・・(苦笑)。
それでも今のアルゼンチンではだんだんとその男性も女性も関係なくなってきたと聞く。
日本では逆の意味での男女共同参画とか男女雇用機会均等などの言葉があるが、たまにはこういう風にお姫さま扱いされるのも気持ちが良いものなんだけどなぁ~などと密かに思ったりしている(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

日本料理店 en Bs.As.

前回の日記にも書いたように、アルゼンチンでは3週間ひたすら肉ばかりを食べ続けた私だがパスタとかパンとかは食べたいと思ったもののいっこうに日本食は欲しいと思わず(多分それはもうすぐ帰国したらいくらでも食べられるという潜在意識のせいだと思うが・・・)とうとうブエノスアイレス市内にある日本料理店には一度も行ったことがない。一度だけ行ってみたいなぁ~なんて思って訪ねたのだが時期が時期のため(年始)バケーションで休業中だった。でもそうなるとどんなものなのか気になってしまうのが私で、異国にある日本料理店に是非行ってみたくなっちゃう。
というわけで、友人とは日本食のお店、日本料理店の話になり、独断と偏見でかつ巷の評判をふまえてブエノスアイレスにいくつかある日本料理店ベストスリーを教えてもらった。
その結果、第一位は「YU-KI」、第二位「ICHISOU」、第三位「NIHONBASHI」、おまけ「SUKIYAKI」だそうだ。
誰に聞いても第一位は第一位でとても美味しいそうである。次回にはやはり異国での日本料理店も是非行ってみたい。
ところである時に友人が某日本料理店に入ったときのエピソード・・・。カウンターで(目の前で)刺身を切っているとき途中で料理人がいきなり包丁を研ぎだしたという。そこまではまだ良いのだが、肉屋さんが肉切り包丁を大きな研ぎ棒をもう片手にもって研ぐようにシャ~シャ~とやりだしたというのだ・・・。これには友人も目が点!“オイオイ今切ってるのは刺身だよ!”と突っ込みたくなったそうだ。また訪亜の際入ったテネドール・リブレ(食べ放題)でのこと。「おや!お寿司があるではないか!」世界的に日本食がヘルシーでブームなのか外人さんが頑張ってお寿司を握っていた。ところが見ていると、米粒が手について欲しくないのか水をいっぱいつけて、見るからに水っぽい“にぎり寿司”。しかも何回も握りこむので生暖かそう・・・。「やっぱアルゼンチンはお肉だよね~」となにげに遠慮した。料理でも文化でもその国の物はその国がやはり一番で、アサード、チョリッソを食べるならなんといってもアルゼンチン!寿司を食べるならなんといっても日本で!と思うけど、異国でそのまた異国のものを食べられるという事はとてもうれしいことである(本場にはかなわないものの日本でアサードやシュラスコを食べられるとか、アルゼンチンで日本料理を食べられるということは、ありがたい)。日本舞踊を外人が、サンバを日本人が踊ってもやはり限界はあるだろうが異文化を知り少しでも近づく事、近づこうとする事は素晴らしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

世界の中心で、愛をさけぶ。

アルゼンチンはスペイン語圏、日常生活で日本語が飛び交うことは滅多にない。わたしがアルゼンチンへ遊びに行った際もホームシックになったり、日本料理が恋しくなったりはしなかったが、不思議な事に“日本語を話したくなる症候群”に陥ってしまった。そういうのとは少し違うかもしれないけど、ブエノスアイレス在住の友人に「日本(語)の映画やドラマ等を録画して送って欲しい。できれば感動するもの、涙するもの・・・」と頼まれていたので、2・3年ほど前から何度となく面白そうなもの、今流行りなもの、感動するものなどを録画しては送っている。昨年、日本中で小説だけでなく、映画やテレビ、主題歌までも話題になった『世界の中心で、愛をさけぶ』。この話題作は暮れには“セカチュー”が流行語大賞にも選ばれたり、骨髄バンクのドナー登録が増えたりと社会現象にもなったほどのメジャー作品。この情報は遠くアルゼンチンの日系社会でもNHKのニュースや新聞や、インターネットなどを通して周知のことだそうで、私は映画を見てとても感動したこの『セカチュー』を、テレビドラマとしても放映されること知り、録画して送ってあげることにした。毎週毎週忘れずに、コマーシャルを抜き抜き、せっせせっせと頑張って録画し、そして番組最終回終了後すぐ航空便で送った。そんなわけでドラマ“世界の中心で愛をさけぶ”は太平洋大海原を越え南米大陸に上陸(ひょっとしたら初上陸)した。友人からは面白い!感動した!涙が止まらないよと絶賛!一人ではもったいないからといろんな人にも見てもらっているようで、ある人は「最初からタオルが離せないよ」と言い次の日には目を赤くしていた人、またある人は「切なくて切なくて夜、眠れなかったよ」といった人などなど・・・。もう十人くらいには貸してあげたそうだ。また他の友人からは、宮崎駿のアニメを送って欲しいと頼まれたこともあって、その家には2歳のアルゼンチン人の男の子が居るのだが、当然日本語はわからないものの、アニメは世界共通なのか『となりのトトロ』などはすでに150回は見たよ!との言葉。それらの言葉に「苦労して録画したかいがあったぁ~!」と送った私もうれしくなる。さてさて今度はなにを撮って送ってあげようかなぁ~と密かに考えている・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

不思議な音!?

alemania
アルゼンチン北西部への旅行記も終盤に入ってきた。五日目はサルタ州にあるカブラ・コラル・ダムからカファジャテという街へ。途中のコンチャス渓谷では、かの世界遺産イグアスの滝にもある『悪魔の喉笛』と同じ名前がついた巨大な侵食された大岩など、およそ200万年費やして出来上がった自然の芸術がたくさんある。写真はその手前のアレマニア(Alemania)という集落から、その渓谷に入る前までの風景。カブラ・コラル・ダムを出発して今まで車で移動してきた我々はここで、ガイドのファン・カルロスに「車を降りてここからは歩きなさい。自分は500mほど先で待っているから・・・。」と言われた。彼の言うには、ここではなにやら不思議な音(!?)が聞こえる場所なのだというのだ。あたりには人っ子一人いるわけもなく、視界が開けた景色であるものの特別何があるというわけでもなく、言われるがままに耳を澄ましつつ好天気の中の散歩となった。「何か聞こえるぅ~?」「いや・・・」「どうぅ~?」「うぅぅぅぅ・・」ってな感じで目的地に着いてしまった。それでも、普段は気にも留めない風や空気の音に耳をかして何か聞こえるかもしれないと心を集中して歩いたこのひと時、自分が自然に同化したような錯覚を覚え、ひょっとしたら心の耳で“不思議な何かの音”は聞こえていたのかもしれないと感じる。たぶん、その音はいつもいつも聞こえるのではなく、論理的に言っちゃえば、そう深くないこの渓谷に風の通り道があって、そのときのうなり声のようなものが聞こえるのではないだろうかと思うのだが、『何か不思議な音』と称したファン・カルロスの言葉を借りるとするならば、私はその“神秘的で得体の知れない何か!?”の方がこの地には合っているような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

良いもの見つけた!

IMG1
ウィンドウショッピングをしていて良いものを見つけた。私にはもってこいのアルゼンチンの国旗のマグカップ!重くて大きくて私のアルゼンチンへの想いがそのまま形になったようなカップだ。内側にも国旗が描かれていて、主人にも「どこでそんなもの見つけてきたの?」とあきれられる始末(笑)。他の国の(もちろん日本のも)国旗のマグカップもあったが、買うならやはりこれでしょう~。値段はなかなかで1050円。私の最近のお気に入りグッズ!アメリカや、ヨーロッパ諸国のように観光ガイドでも数多ある国と違って、アルゼンチンがらみのグッズはなかなかない。以前、知り合いからアルゼンチン国旗のシールや、使用済み切手、記念切手などいただいた事があるが、ある意味マニアックだと思われる物ならなおの事、超うれしい。大好きな国のものなら何でも欲しくなるもの・・・。
ところで旅行記の方もまた少しUPした。今回はアルゼンチン北部サルタ地方にあるそれこそマニアックな観光名所で、ダムで作られた湖『カブラ・コラル・ダム』。そのホトリに建てられたホテルに泊まってきた。この『Hotel del Dique』は近年出来たばかりのホテルで、内外装共に新しくきれいなところ。食事も美味しい・・・そういえば夕食時に出たステーキ(Bife)がナイフが悪いのか肉が硬いのか、なかなか切れなかったので、ボーイにその旨を伝えたところ、なんとナイフではなくステーキの方を取替えてくれた(硬い肉は肉じゃないのか!?)。その日もまた最高のアルゼンチンのお肉にありついたというわけである。真夏の夜、湖畔での夕涼みもまたナイス!一度機会があったらいかが?

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

Festival !!!

carnaval.1
アルゼンチンから早速カーニバルの様子が送られてきた。エントレ・リオス州、グアレグアイチュウ(Gualeguaychu)市のカルナバルで、コリエンテス州と並んで最近注目のフェスティバルだそうだ。夜9時くらいから始まり翌3時から4時くらいまで続くそうで、近隣からバスでおよそ20台分の人と地方から自家用車で集まってくるので、かなり多くの人が集まったみたい。友人は一階(プランタ・バッハ)のVIP席にすわって見てたらしく、迫力も満点!「感想は?どうだった?」と聞くと「疲れた・・・」の一言(笑)。それでもボーイがいろいろ飲み物などを運んできてくれたり、目の保養(?)にもなったようで、写真を見る限りではラテンの熱気が伝わってきそうである。(また一つ行ってみたいところが増えてしまった。)かたや、今朝テレビを見ていると第56回さっぽろ雪まつりが今日から開催されるそうだ。大通り公園だけで199の大小の雪像がありこの1週間で200万人が集まる世界最大の雪のフェスティバルだとのこと。真駒内会場はわたしが子どもの時には雪で作った巨大迷路や長~~~~~い氷の滑り台など遊び場がたくさんあって時間も忘れるほどだったが、最近ではそれもまばらになり、来年からはとうとう真駒内会場はなくなるという情報があり少し残念。弘前でも規模こそ比較にならないが雪まつりがある。今週末までなので行ってみようかなぁ~などと、少しでもまつり気分を味わいたい私である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

寒くても心は熱く。

sapporo
久しぶりの故郷は寒くて寒くて風邪をひいてしまい家に戻っても治らず往生したが、たくさんの友の暖かさをメイッパイ感じて帰ってくることができた。大通り公園では雪まつりの準備で雪のかたまりがあちらこちらに積まれていたが、もうそれも今では出来上がって、真冬のフェスティバルを待ちわびていることだろう。街中のイルミネーションもとても綺麗で写真を撮るとまるで外国に居るような景色に驚くほどだった。それでも楽しかった~と想い出に浸る間もなく今週に入るとまた現実に戻り忙しい日々・・・。今年の春はわが家の二人の娘たちが卒業・進学とあって諸々の役員に、はまっていることもありあいかわらず飛び回っている。これでフルに働いていたら体がいくつあっても足りないなぁ~などと言いながらも、何でもかんでも抱えて忙しい忙しいといっていることが実は嫌いじゃないのだろう性分は死ぬまで治らないだろう。(苦笑) そういう忙しい思いをしているこの時でも私はというと南米への望郷は忘れていない。今、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでは人口と同じくらいの人・人・人が参加するあの“リオのカーニバル”が行われている!訪亜中の『ブエノスアイレスの風』のTannyさんはウルグアイはモンテビデオのカルナバル(カーニバル)へ!ブエノスアイレスに在住の友人はアルゼンチンはエントレ・リオス州で行われているカーニバルへ!真夏のフェスティバルをそれぞれ観覧しにいっている。熱く盛り上がってる様子あとで聞かせてね~アンテナはいつもそっちをむいているからね~真冬でも真夏でもお祭り事は大好きな私、あぁ~うらやましい・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2005年1月 | トップページ | 2005年3月 »