コーヒーとマテ茶。
朝おきるとまず飲むのがコーヒー。日本茶や紅茶も良いが、やはり一等賞はコーヒー。昔、喫茶店でアルバイトをしていた頃などは、一日に7~8杯は飲んでいた。店ではサイフォン、家ではドリップ、面倒だとメーカー・・・それぞれ微妙に味が違うがどれも美味しい。ブエノスのカフェに入るとエスプレッソで、たっぷりと飲みたい私はいつもカフェ・ドブレ(通常の倍の量)を注文していた。この味が忘れられず帰国後エスプレッソのメーカーを買って飲んでみたが、豆も雰囲気も周りの匂いも違うので、やはり同じようには行かない。それにもう一つ付け加えるならば“時間の過ごし方”が違う様に思う。コーヒーを飲むときは「さあ!お茶でも飲もうか」と用事の合間の一服であったり、食事の後の一杯だったり、オシャベリしながらだったり、様々な場面はたぶん同じだけど、ブエノスではお茶を飲むときも、ご飯を食べる時も、そのひと時をみんなとても楽しんでいる。周りの空気を感じ、音に耳を傾け、不思議と時間がゆっくり流れているような感じがする。なぜだろう・・・?そういうところがまた大好きなわけだが、日本にいるとなぜかいつも時間を気にしてしまっているのだろう。そろそろOOしなきゃ・・・っていう具合に・・・。
ところでもう一つ、コーヒーに加えてお気に入りなのがマテ茶(最近ブームらしい)。私は紅茶のようにティーバッグになっていて、味も飲みやすくしてある『マテ・コシード』をいつも飲んでいる。いわゆる“お茶っぱ”のジェルバ・マテも買ってきたが(安いと一袋およそ1ペソ(約40円弱))、いまだ一度も上手く飲めたことがない。専用のマテ壺やボンビージャ(専用の金属製のストロー)もあるし、飲み方も教えてもらったし、ネットでも調べたのだが、エスタンシア(牧場)で回し飲みで飲ませてもらった時みたいに上手く飲めないのだ。口の中に葉っぱが入ってきたり、熱くて飲めなかったり、葉やお湯の加減がよくなかったりと、どうも塩梅がうまくいかない。ここは百聞は一見にしかずで目の前で一度誰かに最初から作ってもらわなきゃわからないみたい(まったく頭が悪い!)。なんと言ってもこのマテ茶、ガウチョ(牧童)たちが、毎日肉しか食べなくてもこれさえ飲んでいれば病気にならないというほどの栄養を持ち合わせた優れもの!昨今なかなか野菜を取れない私にとって(単に料理が下手なだけ)この飲む野菜は手離せない。次回訪亜の際(いつになるやら)には“本場マテ茶の飲み方”を伝授されてこなきゃ!!!
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