アルゼンチン・タンゴ。
『アルゼンチンタンゴ』を見に行ってきた。昨年の暮れチケットをゲットし、かねてより楽しみにしていた。
『タンゴの新星!』と銘打ったこのショーはオーケストラ、歌手、ダンサー全員が若手のバリバリ!
オルケスタ・エル・アランケの演奏は軽快さというか良い意味での軽さがあり、加えて若さゆえ(?)のド迫力があった。また、演奏中にはアルゼンチン人のウィットに富んだ仕草も健在!バイオリンの人が作曲した曲も何曲か演奏されたがピアソラの影響を感じる一場面もあった。オープニングでは古典の『エル・チョクロ』。他にもメンバー作曲の曲なども多数演奏され才能の豊かさを感じさせられる。“新星”という言葉にふさわしい斬新なひと時であった。
男性歌手も女性歌手もそれは素晴らしい歌声で、中でも女性歌手が「水色のワルツ」を日本語で歌った時にはその上手さを実感し、澄んだ歌声に会場は拍手喝采の嵐。日本語はこの時ばかりでなくエル・アランケのメンバーが“カンペ”を見ながらも曲の説明などしてくれたので場は一気に盛り上がった。
ダンスにいたっては、感動そのもので(技術的なことは素人の私には何も言えないが)、スピード感、表現力はもう最高で、前から3列目の席に居ながら思わず乗り出して見入ってしまうほど・・・。2002年に訪亜した際に行った『エル・ビエホ・アルマセン』で踊ってたペアもいて、当時も引き付けられたが今回も同様、釘付けになってしまった。
ショーの構成はオーケストラの演奏、歌、ダンスが均等で、Bs.As.のタンゴショー(特にエル・ビエホ・アルマセン)を見ているようであった。終了後、良かった!良かった!と、ため息を何度もつくほどの満足感があったが、「これで美味しいお肉と赤ワインがあったら最高だったのになぁ~」とつい思ってしまった私である。
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