今年1年・・・。
今年1年いろんな事があった。病気、ケガ、事故、身内の不幸、精神的なダメージと決して良い年だったとは言えないけど、時には良い事もあった。まぁ、人生辛い事もなければ、幸せを感じれないものだとポジティブに考えようか。また、今年は旅行する機会も多かった。秋田・岩手(湯瀬、竜泉洞、三陸、浄土が浜など)、札幌、東京、福岡へ、海外では5月にアルゼンチンに行ってきた。こうやって書き出してみると結構あるなぁ~。ある意味激動の1年だった・・・。
JALのSKYWARDという機内誌がある。Tannyさんが当地を訪れたときに持ってきてくださった物でその11月号に南米パタゴニアが“風が生まれる大地”とのサブタイトルで特集されていた。パタゴニアは私も3年前の10月に行った事がある。真夏のような賑わいはないけれど、あまり大きくはないカラファテの空港を降り立った時のその荒涼とした風景は今も忘れずに記憶に残っている。風が強く、草は枯れたような背丈の低いものが広大な大地に広がっていた。初めて見る氷河も言葉では言い表せないほどの感動を覚えた。でもやはり観光地のそれで、エスタンシア(牧場)に行っても、食事もしても、どこか陽気さがあった。
今年9月末、パタゴニア南部サンタクルス州のゴベルナドルグレゴレス近郊の未舗装道路で一人の冒険家が事故にあったのは記憶に新しい。現場はパタゴニア地方の荒野で、カラファテに向かう途中だったそうだ。この事故では同乗の女性が死亡し本人も軽い怪我をした。実はこのSKYWARDの寒々とした風景を撮影をしたのが彼だった。本誌内に彼は“かつてこの風の大地を数日間かけて自転車で通過した事がある”とコメントしていたが、アルゼンチンの大陸を、パタゴニアの自然を甘く見ていたのかもしれない。SKYWARDに特集してた写真は同じ地方なのかと思うほどの風景。白い空、岩礁にぶつかる波、放棄された船、寂寞とした風景や人々、それら自然はどこか寂しかった。たぶんこちらがパタゴニアの本来の姿なのだろうか。
それでもやはり私は、南緯50度のパタゴニアの良い季節に明るいイメージのパタゴニアにまた訪れてみたい。
今度はもっと南へ・・・マゼラン海峡、ウスアイア、ビーグル、果ては南極へも!南極の温泉に是非とも入ってきたいな~。
さてさて、今年もあと一日。『1年の計は元旦にあり』年末年始は県境の温泉地で年越しする。
南極の温泉はいつになるかわからないけど、来年は温泉尽くしの一年になるのかな~?
今年一年お世話になった皆様がた、いろいろありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いします。
そして来る年が良い年であります様に!
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