地球を半周した小包。
昨年の暮れ、アルゼンチンにいる友人に二つの小包を船便で送った。
クリスマスやお正月にかかると、ただでさえ時間がかかるので、できるだけ早めに出そうと思いつつ、一つは12月10日前後、もう一つは20日前後になってしまった。通常、日本=アルゼンチンの船便は2ヶ月くらいで着くので、到着は2月の中頃かと思ってたが、やはり年越しを挟むといつもより時間がかかるようだ。先日3月に入ってからようやく届いたとの連絡が来た。しかも、後から送った分はクリスマス間近だったからか、もっと時間がかかり、結局3ヶ月以上もかかった計算になる。今まで、荷物を送って着かなかった事がないので大丈夫だとは思いつつも、あまりに到着を待たされるとついつい不安になっちゃう・・・。
ブエノスアイレスでは大抵のものが手に入るけど、美味しい日本茶と海苔はないとのこと。また、日本食材もあるとはいえ高価だし、なかなか手に入りにくいと思う。以前、日本食材屋さんを訪ねビックリしたのが海苔の佃煮「ご○んですよ」が日本では200円以下で買えるものが600円くらい。貨幣価値を考えると感覚としてはその三倍高い。いくら好きでも海苔の佃煮に2000円弱も出せない・・・。
今まで頼まれて送ったものに、意表をついたものがいくつかある。日本にいてはあまり買わないもの・・・。
一つは「納豆のもと」。納豆はスーパーに行けば100円もしないで売っているので、手作りしようなどと思った事もなく、そのようなものが売っていることも知らなかった。
次は「コンニャクのもと」。こちらも探した探した~。どちらも日本では一ヶ所しか置いてなくて、卸元から送ってもらって購入した。
これらのものは通常買わないものなので、友達に聞いたりして探してたため、その友達と今度は何を頼まれるだろうね~と、楽しみながら探したことを思い出す。
で、次は「モナカの皮」だった。中にアンコだけでなく、アイスクリームを入れても美味しい。こちらはカサは高いけど、軽いので湿気さえ気をつけたら、比較的安くで送る事が出来る。
頼まれたものだけでなく、その他にも送って喜ばれるもの、いろいろあって考えてるだけでも楽しい。。。
アメリカに友人がいる友達なんかは“インスタントラーメンを送ったら喜ばれたよ!”と言っていた。
また、食べ物だけでなく、マンガや小説、TV番組を録画したビデオなども・・・。
船旅は長いので送るためには途中、荷崩れしないように、水に濡れないようにと、しっかり梱包して、準備するので、送り届けるのも大変だけど、とても喜んでくれるのでおくりがいもある。
それに、友人からも、海外のめずらしいものを送ってくれたりしてくれているので、こちらもありがたく感謝している。
「情けは人のためならず!」これもGIVE&TAKEなのかな?
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