革命記念日1
アルゼンチンでは5月25日は革命記念日(アルゼンチンがスペイン植民地から解放されるため、1810年5月に革命を起こした)。 昨年の同時期、ブエノスアイレスに滞在中だった。あたりは祝日ムードで、車や店先、バルコニーにはアルゼンチンの国旗がはためき、街角ではリボンが手渡されたりしてた。例年この日は天気が悪いんだ~なんていう友人もいたけど、その日はかなりの好天気で、センターは静まり返っていたところを見ると、みんな郊外へ遊びに行ってたのかもしれない。かくいう私もティグレ(水郷地帯)で遊覧してたわけだけど・・・。
今年は聞くところによると5月広場では、かなり賑やかだったらしく、有名なタンゴ歌手やフォルクローレ歌手などのアーティストによる演奏や美味しい振るまいなんかもあったみたい。おかげで世界一広い7月9日大通りでさえ通行止めや渋滞に見舞われたほどとか・・・。昨年とは大違いな一日。
さてその5月広場!写真を見て何か気がつかない???「大統領府が左右対称でない!」(後から付け足ししたとか)、「建物の横・うしろは色が薄い」(お金がなくてペンキを全部塗れなかったとか)、は結構有名な話だけど、ここにおもしろい発見が!!!
大統領府の目の前には「25 MAYO 1810(1810年5月25日)」と書かれた革命記念碑(?)が建ってるんだけど、大統領府に向かって写真のように5月広場の真ん中に立ってみると、なんとこの記念碑微妙に位置がずれている!
実はもともとは、大統領府の真ん前に、広場のど真ん中に建ってたらしいんだけど、この下を走っている地下鉄のA線を作る際、本来あった場所から“1mずれて”戻したそう・・・。
地下鉄A線は確か100年以上前に作られたものだったと思ったけど、その際トンネルのように掘っていくのではなく、空が見えてる状態で掘り進んだそうで、この記念碑は退けなければならなかったようだ。で、戻す時に1mずれて建てちゃうなんて、なんともアルゼンチンらしいというかなんというか・・・。
ブエノスアイレスの5月広場に行ってみたら、その中心に立って是非確認してみて!?
《参考サイトより転載、抜粋》(写真は地下鉄A線-空が見えた状態で掘り進んでいる様子)
De su construcción puede señalarse que fue la única obra de este tipo realizada íntegramente "a cielo abierto" e insumió el trabajo de 1.500 personas y se excavaron 440.000 m3 de tierra que fueron utilizados para rellenar las zonas bajas aledañas al cementerio de Flores y la Avda. Velez Sarsfield. Fueron necesarios para su realización 31 millones de ladrillos, 108.000 barricas de 170 Kg. de cemento, 13.000 toneladas de tirantes de hierro y 90.000 m2 de capa aisladora.
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント