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庶民の街フローレスが熱い!

南米のパリと呼ばれるアルゼンチンのブエノスアイレス。
ボルテーニョたちは個性豊かで、そのファッション性は高くオシャレ。
これから夏に向けて、人々は“個”をアッピールし、色とりどりに花盛りな街並みになるんだろうなぁ~。
ある程度の所得を有する人たちはSANTA FE通りやFLORIDA通りというオシャレ街(?)を闊歩したり、ガリレア・パシフィコ、パセオ・アルコルタ、アバストなど数多あるショッピングモールでお買い物!ここにいると商品を見ているだけでも楽しくなるそんなスポットである。そんな中、今BARRIO FLORES(フローレス地区)がごった返しているそうだ!

ブエノスアイレス市のほぼ真ん中に位置するBARRIO FLORES(フローレス地区)は、より庶民的な街でいつも人・人・人でいっぱい!私が行った時も車を停められないほどの混雑ぶりだったが、今ではその比較にもならないほどとか・・・。間口の小さな店舗を同じ経営者がいくつも持っていて、そのほとんどが韓国人のお店。最近では郊外やアルゼンチンの地方から大型トラックで買い付けに来る人も多く、狭い道路にトラックが4台も5台も停まっている事も珍しくないとのこと。店の中にはキャスターのついた大きな袋に山ほどの買い物をしている客もいるようで、バリオ・フローレスはまるで卸の街(笑)。リーズナブルな商品なので、多少の品質の悪さはやはりあるだろうけど、オシャレな街ブエノスアイレスのセンスはかわらない・・・。以前アルゼンチンへ旅行した時、洋服を十数枚購入した事があるけど、なぜかここで買ったものが一番お気に入りで何度も着る。庶民的で着易いのだろうか…。はたまた同じ東洋人で身体に合うのか(笑)。
Eiga
今年1月に公開されたアルゼンチン映画「僕と未来とブエノスアイレス」は、下町オンセ地区のガレリア(アーケード商店街)が舞台になっている。そこに生きる人たちの人情物語的なストーリーは移民の国アルゼンチンならではの人間模様で、下町っぽい賑やかさを兼ね備えた作品。この映画背景である「オンセ地区」の商店街もいつも人で賑わっているとのこと。
誰でもが手軽に気軽に訪れ買い物が出来る下町。フローレス&オンセは今熱い!?観光気分でなく、地元の雰囲気を感じたかったら、ここはまさにうってつけなのかもしれない・・・と思う私である。

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リリアナ・エレーロ来日

アルゼンチンの歌手であり、哲学教授でもあるリリアナ・エレーロが初来日中。
コンサート初日の千葉へ向かい、生の歌声を聴いてきた。
Liliana

アルゼンチンでは10枚のCDを出し、フォルクローレを独自の語り口で表現。彼女は作詞作曲しないそうなので、既存の曲を感性豊かに表現して伝承する。
そのうちの何枚かを聴いた事があるけど、広大な大地や風土を漂わせた歌い方に、おおらかな居心地のよさを感じた私だったが、実際の歌声を聴くと、そればかりでなくその迫力に、圧倒されるばかり。
人一倍広い音域とその声量は会場にいるものを瞬時にひきつける・・・。
従来の伝統的なフォルクローレを根底に、ジャズやロック、または隣国の文化を取り入れたいわゆる『温故知新』的な“音”の流れで、その歌声は心の中から心の中へと染み込んでいくようである。

古くからのバリバリのフォルクローレファンには、CDではなかなか馴染めないかもしれないけど、目の当たりにしたらそんなことは吹っ飛んでしまうほどの印象派!軽快なリズムでは一緒になって体が揺れ、手拍子が沸き上がる、そんな一場面もあった。歌詞(スペイン語)がわかれば涙する場面もあるかもしれない。

新作『リトラル』ではアルゼンチン北東部のリトラル地方(パラナ川流域)を思い描いてのもの。
方丈記の「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく 止 とゞ まる事なし。・・・」の文面と重なる。
川の流れと人の世の“無常”。そう感じながら曲を聞いているといろんな情景が見えてくるような気がする。

小柄で笑顔が絶えない彼女、どこにそんなエネルギーが潜んでいるのかというほどの声量は今も耳の奥に残って離れない。


現在ツアー中!
週末は名古屋、静岡(焼津)へ。16日の東京(SOLD OUT)、18日の仙台でツアー・アップ。
http://www.tanimon.com.ar/liliana_site/index.html

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