黄熱病の予防接種(Fiebre Amarilla)
先日、お台場にある合庁内の東京検疫所に行ってきた。黄熱病の予防接種を受けるために。
以前から南米の特定の地域に行く場合は黄熱病(Fiebre Amarilla)の予防接種が必要だが、今年に入ってアルゼンチンでもその黄熱病による死者が出たとのニュースがひところ騒がせた。
イグアスの滝周辺、パラグアイなど亜熱帯、密林地帯などから広がったこの黄熱病は、蚊を媒体としてジワジワと影響を与えているよう。
アルゼンチン国内でも東北部方面(ミシオネス州やコリエンテス州など)へ向かう人は予防接種を勧められ、またブエノスアイレス在住者も適宜受けるようにというほど。
あるベネズエラへ旅行する方が旅行代理店からこの黄熱病の予防接種を受けるように指示されたと言ってた。ベネズエラから他国に行く際イエローカードがいるのだそうだ。
この先南米諸国へおもむく際には、どこに行くかわからないけど、どうやら受けられるものなら、今のうちに受けておいた方がいいというような代物のようだ。
黄熱病の予防接種をするとイエローカードという証明書がもらえるわけだが、この有効期間いわゆる抗体持続期間が10年あるとのこと。 そんなこんなな情報があったので、わたしもいつかは打っておきたいな~って思ってたところにチョットしたチャンスが訪れた。
日本では接種してくれるところが限られてて、特定の検疫所と日本検疫衛生協会、成田空港でしかやっていない。
しかも週に一回とか、本数も決まってて、要予約。東京検疫所でも火曜日のみの14時~15時まで…。
今回その火曜日に、滅多に東京へ行く事がない私がいることになり、その一週間前に試しに検疫所へ電話してみたら運良く一人キャンセルが出たとの事。
というのもこのワクチン、現在不足気味で通常1、2ヶ月先まで予約で満杯状態。私が受けた時も店員70人いっぱいで一週間前のキャンセル1は、“受けなさい”と天からのお告げの如く言わんばかりの話なのである。笑
いつ行くかわからないアルゼンチンだけど、これはチャンスと思い受けてきたというわけ。
接種直後は血圧の異常があるかもしれないということで30分ほど検疫所内で様子を見、それでもこのワクチン、このあと2、3日大変だった。やっぱきついワクチンなんですねー。頭痛、背面痛、倦怠感、目は潤むし熱っぽくなるし・・・。ワクチンが有効になるまで10日かかるそう。きっとその間自己免疫と戦ってたんでしょうね。w
ちなみに料金は収入印紙で証明書込み8530円。
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