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大曲の花火大会

生まれて初めて参加した秋田県大曲の花火大会!
花火も素晴らしいけど、人出も素晴らしいですねー。
どこを見ても人・人・人でしたっ!

あいにくの曇り空お天気は、夕刻までもってたものの、始まる1時間余り前、ドシャブリに!
河川敷に移動してみると、シートは冠水状態。
上手く座ってみたものの、雨は振り続け・・・。

ところが、さぁ始まるぞ~というときになって、急に晴れ間が!
おかげさまで、途中ぱらつきはあったものの、傘もささずに見ること2時間チョット!
全国からきた花火師たちの、情熱とプライドを掛けた競技大会が言葉もなく素晴らしかった!

終盤・・・
第82回全国花火競技大会での、大会提供花火はクライマックスで豪華絢爛。
今大会のテーマを「未来惑星栄光への輝き」とし、ホルストの惑星(木星)にあわせて、夜空を大画面とした壮大なスケールの花火でした。

花火も終わってテント設営場所にもどって、再度一杯やってるとまたもや雨足が強くなってきて・・・。
夜中も雨風が強く、その雨模様は朝になっても止む事がなかった…。
花火を見ているときだけ、ほんとその時だけ“晴れ”っていったいどんだけー。爆
晴れ女をまたしても実証してしまった花火の宵でしたっ!

いやぁ~本当に日本一!イヤイヤ世界一の花火を堪能してきましたよ~!

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幸せを運ぶ白い犬

この間、ビデオやさんに行ったら見つけたアルゼンチンのほのぼのロードムービー。
昨年だったか、アルゼンチンファンの間では話題に上った映画で、一部の映画館でしか上映されなかった(もちろん弘前では上映されず…)映画「Bombon-El perro」(和題;ボンボン)。
Bombon_2

内容的にはこれといって盛り上がりがあるわけでもなく、どちらかというと淡々と進んでいく感じなんだけど、あとからじわ~っとくる映画。そのなかにも人と人とのやり取りや背景になんともアルゼンチンらしさを感じて笑みがこぼれる。
どこにでもいそうな平凡なおじさんが、ある犬との出会いによって人生を変えていくサクセスストーリーというよりはわらしべ長者なお話。。。 主な舞台がパタゴニアで、どこまでも続きそうな道や、その壮大な風景がまたいい。

おじさん、長年働いてた郊外の寂れたガソリンスタンドが閉店のため失業。
手彫りのナイフを売りに歩くが言葉が巧みなわけでもなく商売も下手。
無口で茫洋としたさえない主人公で、娘の家へ居候してるものの、そこでも居場所がない。
そんなある日、道端で車が故障して困ってる女性と出会い、家まで送って修理をしたお礼にと一匹の犬をもらう。
その犬がドゴ・アルヘンティーノという血統書付の犬ボンボンで、そこからどんどん人生が動いていく。

このドゴ・アルヘンティーノという犬、真っ白な大きな犬なんだけど、まぁ不細工。
聞くところによると飼い主さえも噛み付くというダメ犬?らしいが、珍しくもあり。。。
そういえば、パタゴニアに行った時、飼いきれなくなった大型犬が放し飼いにされ、街中に放浪犬と化していっぱいいたけど(雑種というよりは一品物?)、犬が苦手な人にはチョット怖い街並みだわね。

犬といえば、ブエノスアイレス市内でもチョコチョコ見かけるワンちゃん軍団。
犬のお散歩のバイトがあって、一度に8匹やら10匹やらとにかくリードをいっぱい引っ張って散歩させてる人を見かける。
Perro1
Perro2


最後にはおじさん、この先の人生で一旗あげそうな終わり方をするんだけど、その表情がまた良い!
プロの俳優さんじゃなくて一般の人を起用したらしく、だからこそなのか、すごく素朴な感じが出てて味がある。

もう一つこの映画を見てて嬉しかったのは、特色のあるアルゼンチンのカステジャーノ(スペイン語)。
アルゼンチンならではの言い回しや、「s」を省略して話すところ、抑揚のあるリズムなど耳慣れてるので心地よく、懐かしく・・・。

アルゼンチンのロードムービーといえば、チェゲバラの「モーター・サイクル・ダイアリーズ」があるけど、こちらもまたもう一度見たくなった。

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雲の上のサファリ

アルゼンチンのサルタ州にある観光名物『雲の上の列車(Tren de las nubes)』。
Salta01b

近年、修理調整のため運休してたんだけど、3年ぶりに復活したそうだ。
標高4220mの高地を走る、まさに雲の上の列車!

首都ブエノスアイレスは、日本の東京と同じような気候帯なのに対し、サルタのある北部は赤道に近づいていくわけで亜熱帯といいたいところだが、高地のため高山気候になるのかな・・・。
そのため平地にいる時は半袖でも良いが、高地にいくと寒くてダウンジャケットを羽織る事にもなる。

この雲の上の列車は、ポルボリージャ鉄橋(Viaducto La Polvorilla)という全長 224メートル、地上 70メートルのスケール大きな鉄橋の上を走っていくので、鉄橋の下には雲がかかる事もあり、そういう愛称がついたよう。
Salta04b

わたしも4年前の1月、真夏のアルゼンチン・サルタ州に旅行に行ってきた。

そのときはまだ修理のための運休はしてなかったんだけど、ちょうど雨季だったために運行してなくて、代わりにMOVI TRACK(ムビ・トラック)という乗り物に乗って標高4170m地点まで登った。
大きなトラックに乗って、線路脇をどんどん登っていく。
Salta1

そのうち中のイスは踏み台となって屋根から体をのり出し、360度の大パノラマの景色が目に飛び込んでくる。
空気が薄くなっていくんだけど、開放的なためかチョットした頭痛はあっても高山病にもかからない・・・。
レールの上を走っていくわけじゃないので、途中にある塩原にも行き、すごく楽しかった。

列車の料金は州住人、国民、外国人それぞれ金額が違うそうで、外国人については140ドルくらい、トラックの方のそれぞれの料金の差はないけど、およそ170ドルくらいかかるそうだ。
前回はトラックだったけど、一度列車も乗ってみたいのよねー。
どちらをとっても広大な大自然の中を駆け巡る雄大な乗り物。

まぁ、想い出も雄大だけど、日本から行くこと考えたらお金も雄大よね。笑

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